皆様こんにちは！司法書士の稲満です。ずいぶん日差しが強くなってきましたね。

さて、先日リーガルサポートの入会ガイダンスに行ってきました。リーガルサポートとは、高齢者や障害をお持ちの方々が自らの意思に基づき、安心して日常生活を送ることが出来るように支援することを目的として設立された公益社団法人です。正会員はすべて司法書士であり、全国都道府県ごとに支部があります。

このリーガルサポート、具体的には①成年後見に関する研修会・勉強会の開催　②成年後見に関する無料相談　③成年後見人を育成し、司法書士会員の行う後見業務の監督・支援を主な業務として行っています。また、家庭裁判所からの推薦依頼に対し、会員である司法書士を後見人等として推薦することも行っています。一方で、会員である司法書士は通常求められる家庭裁判所への報告とは別に、リーガルサポートにも業務報告をする必要があり、その監督に服することになります。

後見業務を行ううえで入会が必須というわけではないため、リーガルサポートに入会していない司法書士もいます。ただ、様々な研修・支援を受けられること、またその監督に服する会員であることでご本人やそのご家族などにより安心していただけると考え、入会しました。他人様の財産を管理する後見業務には様々な知識と高度な倫理観が求められます。ご本人がより良い人生を送られるよう、リーガルサポートを活用し精進していきたいと思います。